季節は春から夏へと、着実に移ろいを見せています。
今日は、天橋立から国道178号線を伊根方面へ向かい、車窓から見える海岸の様子をご案内します。
天橋立北端の府中を過ぎ、しばらく車を走らせますと、ほどなく右側に、栗田(くんだ)半島との間に挟まれた海が見えてきます。宮津湾です。
日置(ひおき)の集落を経て、先へ進みます。栗田半島もそのうち見えなくなり、広々とした海原が、初夏の陽光に煌めきます。
今の時季、海岸沿いには地元の方が育てた花が咲き、青い海に彩りを添えています。
ここは、里波見(さとはみ)という地区です。沖には伊根の亀島(かめしま)半島が見えてきました。
眩しい海と、鮮やかな花の色の取り合わせが、とても綺麗でしょう?
そのまま北へ進めば、長江(ながえ)地区です。このあたりは、瀬尾まいこさんの小説を映画化した「天国はまだ遠く」のロケ地にもなりました。
海と花を見ながらのドライブは、心が浮き立ちますね。
伊根が近づく頃、国道は海岸を一旦離れて、山中を走ります。伊根湾の風景は5月3日のブログでもお伝えしましたので、今日はそちらには立ち寄らず、もう少し北を目指すことにします。
蒲入(かまにゅう)漁港や経ヶ岬への道筋の途中、国道を東へ逸れて、泊(とまり)という集落へ向かいました。
そこは入江になっており、漁港や海水浴場があります。
初夏の日差しは強く、やがて来る真夏の輝きを予感させました。
2009.05.31 Sunday
初夏の丹後半島へ