国道176号線は加悦谷(かやだに)に沿って通じており、天気が良ければ、車の行く手に大江山連峰を仰ぎながら走ることができます。
雪原に陽光が当たりますと、表面が蒸発し、霧を発生させることがあります。次の写真は、降雪の翌朝に加悦谷を南下しながら撮ったもので、山裾には集落が連なっているのですが、うっすらと霧で隠されています。

木の枝の着雪が、まだ融けていませんね。
与謝(よざ)峠が近づくにつれ、国道は弧を描いて高度を上げます。そして峠手前の、高い橋脚上に架かる「加悦大橋」からは、加悦谷を眼下に一望することができます。

峠のトンネルを抜けると、道は福知山市へ下っていきます。私は京阪神へ出張した際など、逆方向からこの峠まで帰り着いたとき、北に開ける風景を見下ろして、「ああ、丹後だ」という気になるのです。
加悦大橋の橋脚が連なる斜面には、与謝の集落が広がっています。
このあたりの積雪量は多く、民家が雪に埋もれるように建っていました。次の写真は、その合間から大江山の最高峰「千丈ヶ嶽」(せんじょうがたけ 833m)を撮ったものです。

この集落は、加悦谷の最奥部と言ってよいところです。斜面を下りて集落を振り返りますと、背後に連峰の南西端にある「赤石ヶ岳」(あかいしがたけ 736m)が聳えていました。

前回と今回のブログで、雪の大江山を見ていただきました。如何でしたか?