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2009.06.07 Sunday

碇高原牧場

 細川ガラシャ夫人が幽閉されていた味土野(みどの)から、(いかり)高原への山間部の道を、以前ご案内したことがあります(昨年10月13日のブログ)。
 今日は、その碇高原にある牧場を訪ねてみましょう。

 碇高原は丹後半島北部に広がる、標高400mのなだらかな高原です。ここへは、南西の野間(のま)からも、東の筒川(つつかわ)からも、北の海岸からも、それぞれ車道を通って行くことができます。
 初夏の牧場はご覧のとおり、明るい緑の絨毯を敷き詰めたようです。
牧場全景

 牧場の面積は88ヘクタールもあり、京都府畜産技術センターによって営まれています。場内には遊歩道が設けられ、羊・ヤギ・ポニー・ウサギなどと、間近に親しむことができます。
 私が行ったときも、ヤギの親子が目の前を悠々と歩いていました。
山羊の親子
 左奥には、青い日本海が見えています。

 丹後半島の山中とは思えない、広々とした牧場でしょう? 私はここが大好きで、季節ごとに何度も訪れています。
 羊やヤギが草を食むのを見ていると、心が癒されますね。
草を食む山羊

 場内の一角には小さな厩舎があり、ポニーが外へ出ていました。
仔馬

 また敷地内ではステーキハウスが営業しており、雄大な景色を眺めながら、ゆったりと食事を楽しむこともできます。
 この牧場は、天橋立・伊根・間人(たいざ)などの観光地からは幾分離れていますが、途中の景色も美しく、時間を割いて訪れる価値は充分にあると思います。

Author : 天橋立ホテル | 春の丹後 |