このブログで丹後半島や舞鶴湾岸を巡っている間に、暑い夏が過ぎ、いつしか秋の気配が漂ってきました。
この時季、丹後地方を回りますと、盛夏には緑の濃かった稲穂が、すっかり黄金色に色づいているのを目にします。
私が子供の頃、稲の収穫は概ね彼岸の後だったように記憶しています。地元の方の話では、丹後では数年前の台風で大きな被害を受けたこともあり、台風が来る前に収穫を済まそうと、早稲(わせ)が多いのだとか。
今、丹後の田舎道を走れば、ご覧のような風景が至るところに展開します。
丹後半島の北岸まで足を延ばしますと、青い海と、黄金の稲穂のコントラストが、実に綺麗です。
場所によっては、早くも稲刈りが始まっています。
丹後米コシヒカリは、日本穀物検定協会の食味ランキングで、最高の「特A」に位置づけられた実績を持っています。確かに当地では、米も水も酒も、とても美味しく感じます。
京野菜の中に、丹後を主要な生産地とするものも多いのですよ。
2008.09.06 Saturday
黄金色の丹後