1年前、私は当地での冬を、初めて迎えました。
既に日本海は荒れ始め、私も自動車のタイヤを冬用に換えましたが、なかなか雪が降ってきません。
しかし大晦日(2007年12月31日)が近づき、ようやく寒波が襲ってきました。ふと宮津湾に目をやると、天橋立の砂嘴の向こうに、うっすらと雪化粧した丹後半島の山々が見えます。稜線には雪雲がかかっていました。
車を丹後半島へ進めてみました。雪が激しく降ってきましたが、冬タイヤがしっかりと雪道を捉え、快適に走れます。
このような雪の野山を見ながら車を運転するなど、私にとって初めての経験でしたので、少々怖いながら、気分は高揚していました。
そして、2008年の元旦を迎えました。自宅の扉を開けると、雪が降り、道路に10cmばかり積もっています。
ホテルへ出勤し、天橋立と阿蘇海を眺めました。最初は吹雪で対岸が見えませんでしたが、やがて雪が止み、見晴らしが良くなってきました。ロビーを出て撮ったのが、次の写真です。
色彩のない世界が、こんなに美しいとは思いませんでした。
2009年の元旦も冷え込む予報です。今回は、どのような情景を見ることができるでしょうか? 皆様も良いお年をお迎えください。
2008.12.28 Sunday
雪の元旦